帰省で新幹線に乗らなければいけないけど、初めて赤ちゃんと乗る新幹線は不安でいっぱい…。
事前準備をしっかりすれば、赤ちゃんとの新幹線も心配ありません!この記事を読んで、不安を一つずつ解消していってくださいね。
今回は、私の経験も踏まえて、赤ちゃんとの新幹線デビューに向けた準備や新幹線内での過ごし方をお伝えします♪
※ちなみに私は、帰省のため初めて生後3ヶ月の赤ちゃんを連れて新幹線に乗りました!東京⇄名古屋の移動でしたので、今回は東海道新幹線を前提としています。 (本記事は2023年10月時点の情報です)
ママの心配事
赤ちゃんと新幹線に乗るときの、ママの心配事をあげてみました。それぞれ必要な準備や対処法をお伝えします。
座席はどこがいい?
どの座席に座ってもいいの?指定席を予約するべき?
実は赤ちゃんと乗るときにおすすめの座席があります。自由席ではなく、必ず事前に指定席を予約しましょう!
結論から言うと、東海道新幹線で赤ちゃん連れの方にオススメな座席は11号車の後方と12号車の前方です。
特に、11号車の最後列(13A~E席:「特大荷物スペースつき座席」)・12号車の最前列(1A~E席)を取るのがベストです。(下図参照)
出典:JR東海公式サイト(座席配置・車内設備(N700系))
理由は、図中[11号車]の「多目的室」が空いている場合には授乳室として利用できるため、その近くであること。(詳細は「1.2.授乳やオムツ替えはどうする?『授乳について』」を参照)
また、11号車の13A~E席(特大荷物スペースつき座席)と12号車の1A~E席は座席が広く、荷物が多かったりベビーカーを持参していく場合には、それらの大きな荷物を置くことができるからです。
(参考:東海道・山陽・九州・西九州新幹線への特大荷物のお持ち込みについて|JR東海 (jr-central.co.jp))
授乳やオムツ替えはどうする?
授乳について
授乳は、11号車の「多目的室」で行うことができます。ただし、お身体の不自由な方が優先のため、その方がいない場合に限り使用することが可能です。
多目的室は鍵がかかっているので、使用したいときは、乗務員さんに声をかけて、授乳のために使用したい旨を伝えましょう。利用者がいなければ、鍵を開けて使用させてくれます。
では、到着地まで「多目的室」を利用している方がいたらどうすればいい?
多目的室を利用できない場合、授乳ケープを利用して座席で授乳する方法もありますが、もし隣に人が座っていたら難しいですよね。
その場合、私は「乗務員用個室」を案内してもらえたので、乗務員さんに聞いてみるのもいいかと思います!
広さ1畳分ほどの個室で、1人用のソファと壁付きの小さなテーブルがありました。小窓があるので外の景色も眺められます。
オムツ替えについて
東海道新幹線(のぞみ、こだま、ひかり)では、奇数号車の洋式トイレでオムツ替えできます。
前述した多目的室内にある簡易ベッドでオムツ替えができないこともないですが、固定ベルトがなく揺れますし、汚してしまう可能性があるので、できればトイレで行うのがいいかと思います。
トイレが混雑している可能性もあるので、短い距離の新幹線移動であれば、新幹線に乗車する前に駅でオムツ替えを済ませてしまうのがよいでしょう。駅構内でのオムツ替えできる場所は「ママ・パパマップ」というアプリで見つけることができます。
乗車する時間帯はいつがいい?
結論から言うと、おすすめの時間帯は、平日のお昼前後(混雑シーズンを除く)です。
理由は、土日祝日は旅行者、平日の午前・夕方は出張のサラリーマンで混雑します。そして、夕方になるにつれて赤ちゃんは疲れて機嫌が悪くなるので、できるだけ赤ちゃんの機嫌がよく、座席が空いているお昼前後に新幹線で移動するのがいいのではないかと思います。
乗車時間はどのくらいがいい?
新幹線を使う旅行なら、どのくらいの乗車時間の場所がいいかしら?
もちろん乗車時間は短ければ短いほどいいのですが(笑)、それでは元も子もないので、あえて言うなら、片道3時間以内の距離までが望ましいと思います。
筆者が考えるその理由ですが、
授乳+オムツ替え+赤ちゃんの機嫌がよい(又は寝てくれる)時間=3時間程度(が限界)
ではないかと考えるからです。
もちろん赤ちゃんにより差はありますが、1回の授乳+オムツ替えで30分(@多目的室など)&離乳食や赤ちゃんの機嫌の良い状態をキープ(又は寝てくれる)で2時間前後と考えて、トータル2時間〜長くても3時間以内の距離にするのがいいと思います。
あまりに長時間新幹線に乗っていて、赤ちゃんが座席でぐずり出したり泣き出してしまうと、ママとパパの心労が半端ないと思います。。
赤ちゃんが泣いたらどうしよう?
座席で赤ちゃんがグズったり、大きな声で泣いてしまうと、周りの方の迷惑になってしまいますよね。
ですので、赤ちゃんが退屈しないようにするため、赤ちゃんと遊ぶオモチャや絵本を持参しておくとよいと思います。
それでももうどうしようもない時は、周りへの配慮のため、デッキへ移動するようにしましょう。
11号車と12号車の間のデッキは赤ちゃんを連れてあやしている方が何人かいました。「みんな頑張っているんだ…!」と、私は勝手に仲間意識(?)を感じていました。(笑)
ベビーカーと抱っこ紐どっち?
もし帰省先や旅先でベビーカーを使う場面がないのであれば「抱っこ紐のみ」で乗車するのが楽だと思います。
(ちなみに、赤ちゃんが泣いた時に狭いデッキで過ごすことを考えると、抱っこ紐は必須です。)
ベビーカーも新幹線に乗せられるのですが、事前にベビーカーを置く座席を確保しておく必要があるのと、(細かいですが)新幹線に乗降車するときに邪魔にならないように周りへの配慮が必要で気を使います。
なので、結論としては、
到着地でベビーカーが必要な場合⇒「ベビーカーと抱っこ紐両方」
到着地でベビーカーを使わない場合⇒「抱っこ紐のみ」
がいいでしょう。
離乳食はどこであげる?
離乳食は、大人の食事と同様、座席であげて問題ありません。
ただし、新幹線内に電子レンジはありませんので、温める必要のないものや、水筒にお湯を入れておいてお湯で溶かすフリーズドライタイプのベビーフードがよいでしょう。
まとめ:事前準備をしっかりすれば、初めての赤ちゃんとの新幹線も怖くない!
以上、赤ちゃんとの新幹線デビューに向けた準備や新幹線内での過ごし方をお伝えしました。
事前に指定席予約や持ち物の準備をしていれば、赤ちゃんとの新幹線も心配ナシです!
本記事を読み準備万端、楽しい帰省・旅行になりますよう♪
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