就職や転職を考えているけど「履歴書や職務経歴書には何をどういう風に書けばいいの?」と悩んでいるママへ
この記事では、履歴書や職務経歴書の基本的な書き方と、企業から必要な人材であると思われるためのママならではの自己アピールのポイントをお教えします!
- 履歴書と職務経歴書の内容・目的の違い
- 履歴書・職務経歴書に書く基本内容と、ママの自己アピールのポイント
- おすすめの就職・転職エージェント、転職サイト
できる限り簡潔にまとめているので、頑張って最後まで読んでみてね!
履歴書と職務経歴書ってどんなもの?
就職や転職で企業から提出を求められる書類の中に履歴書や職務経歴書があります。
(どちらを求められるかは、企業や希望職種等によって異なります。)
まずは、それぞれの概要や目的について理解しましょう。
履歴書の概要と目的
履歴書とは、自身の概要を示すドキュメントで、個人情報、学歴、職歴、スキル、趣味などを含むものです。
通常、時系列順に情報を列挙します。簡潔な記述が求められ、各項目は一般的に短いフレーズや箇条書きで表現されます。
面接を受ける企業に自分自身をアピールするための簡潔な概要を提供することが主な目的です。
フォーマットはある程度決まっています。
職務経歴書の概要と目的
一方、職務経歴書とは、具体的な職務経歴と成果を重点的に示すドキュメントで、過去の仕事においてどのような仕事を行い、どのような成果を上げたかを詳細に記述するものです。
職歴、プロジェクト、業績などを時系列で示し、各ポジションやプロジェクトにおいての職務内容や成果を具体的に述べることが期待されます。
過去の職務経験や実績を通じて、応募先に自分の適性や価値を伝え、仕事においてどれだけ貢献できるかを示すことが主な目的です。
フォーマットの自由度が高く、職歴などによってフォーマットを選択することができます。
(職務経歴書等のフォーマットは就職・転職エージェントが提供してくれます。エージェントについては後述する「書類作成等をサポートしてくれる人材エージェントを活用しよう!」に書いてます!)
ここまでの内容から、つまり履歴書と職務経歴書の違いは
・簡潔な自己紹介を提供するのが履歴書
・詳細な職務経歴や実績を提示するのが職務経歴書
ということになります。
そのため企業に提出する際は、求められている書類の目的に合わせて注意深く作成することが重要です。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
書類の概要や目的を理解したところで、次の章から基本的な書き方とポイントをお伝えしますね!
→「履歴書に書く内容」から読む
職務経歴書を書く予定!
→「職務経歴書に書く内容」から読む
履歴書・職務経歴書の基本の書き方とポイント
履歴書に書く内容
一般的に履歴書に記載する内容や書き方は以下のとおりです。
全体的に、履歴書に記載する情報は正確かつ簡潔にまとめることが重要です。
① 基本情報
氏名、住所、連絡先など基本的な情報を正確かつ明確に記載します。
② 職歴
最新の職歴から過去へと逆順に記載します。
③ 学歴の詳細
卒業した学校や専攻、修了年月など学歴の詳細を示します。
④ 職歴の期間
各職歴の期間や就業した企業、役職を明確にし、穴のないよう経歴を記載します。
⑤ 資格やスキル
保有している資格や習得したスキルを年月日とともに記載します。
⑥ 趣味や特技
個性をアピールするために、趣味や特技について簡潔に記載します。
職業に関連するものだと尚良いですが、そうでなくても構いません。
⑦ 自己PR
最後に、自己PRを簡潔かつ魅力的にまとめ、アピールポイントを強調します。
職務経歴書に書く内容
一般的に職務経歴書に記載する内容や書き方は以下のとおりです。
履歴書に比べて文章量は多いですが、伝えたいことや要点をおさえた記述とし、冗長にならないよう注意することが必要です。
① プロフィール
簡潔かつ明確に、自分のプロフィールやキャリアのハイライトをまとめて記載します。
② 成果や実績
過去の職歴での具体的な成果や実績を、数値や具体的な事例を挙げて示します。
③ 役職・期間
各職歴において、役職や期間、勤務した企業の名称などを明確に記載します。
④ 使用したツールやスキル
これまで使用したツールや習得したスキルについて具体的に示し、自身の専門性をアピールします。
⑤ 業界や企業に対する理解
どのような業務や責務を担当していたのかを具体的に記載し、業界や企業に対する理解を示します。
⑥ 組織やプロジェクトに貢献した内容
担当した業務が、どのような組織やプロジェクトにどのように貢献していたかを記載します。
ママが履歴書・職務経歴書を書くときの7つのポイント
さて、重要なのはここ。
多くのママは就職したら育児・仕事を両立することになりますし、中には長年ブランクがあって復職するという方もいると思います。
そんな場合でも、応募先の企業から「ぜひ採用したい!」と思ってもらうためには、育児との両立に支障がないことを伝えたり、職場で活かせる能力や経験を有しているなど、書類上もしっかりと自己アピールをすることが重要です。
以下の7つのポイントから、ご自身で書けそうな内容がないか考えていただき、あればぜひ書類に記載してみてくださいね!
なお、履歴書の場合、アピール内容はだらだらと書かずに簡潔に盛り込むように注意してください。(詳しくは面接のときに説明できます)
① 育児中に培ったスキルの強調
育児中に培ったスキルはありませんか?
何気ない日常生活でも、育児から学んだり日々磨かれているスキルが必ずあるはずです。
例えば、時間管理、協力する力、忍耐力、問題解決力などが挙げられます。
ぜひ育児中に培ったスキルをアピールしましょう。
② 過去の経験
(長いブランクがあったとしても)過去に就職経験があれば過去の仕事経験や実績を記述し、自分の強みを示しましょう。
できればその成果やプロジェクトの詳細を追加すると良いです。
③ ブランクの対処(自己成長やスキルの習得)
育児でブランクがある期間に自己成長やスキル向上のために取り組んだことがあればぜひ記載しましょう。
実際に新しいスキルや知識の習得、資格の取得があれば記載できるよよいです。
④ 柔軟な働き方への対応
育児と仕事を両立させる柔軟性があることを強調しましょう。
フレキシブルな働き方やリモートワークに対する適応力(または適応する意思があること)をアピールします。
⑤ 志望動機と適性
志望する仕事に対する熱意や自身の適性について簡潔に記述し、なぜその職場に適しているかをアピールしましょう。
⑥ 柔軟性と適応力
育児経験は柔軟性と適応力を培うものです。
これらを前面に出し、新しい環境にもすぐに順応できることをアピールしましょう。
⑦ 成果の具体的な記述 ※職務経歴書のみ
過去の仕事での成果を具体的に示すことで、実績を証明できます。
具体的な数値やプロジェクトの説明を記載するようにしましょう。
書類作成をサポートしてくれる人材エージェントを活用しよう!
ここまで読んでいただき、履歴書や職務経歴書の書き方についてはなんとなくイメージができたでしょうか?
とはいえ、実際に書き始めてみないとわからないですし、いざ書き始めたら難しくて筆が止まってしまったり、この内容でいいのか不安…と感じることがあると思います。
そこで、書類作成をサポートしてくれる人材エージェントを活用しましょう。
人材エージェントに相談すると、履歴書や職務経歴書のフォーマット提供はもちろん、アドバイスや添削までしてくれるので、書類作成がグッと楽になります。また、書類作成の他にも様々なサポートをしてくれるので、就職・転職活動がとても効率的になります。
- キャリアカウンセリング(ヒアリング)
- 自己分析のサポート
- 履歴書や職務経歴書の作成アドバイスや添削
- 希望にマッチする求人の紹介
- 選考中の企業との仲介・面接の日程調整
- 面接企業情報の共有・面接対策
- 内定時の交渉や入社手続き等のフォロー 等
また、私は一度転職経験がありますが、人材エージェントは2~3つを複数登録するのがおすすめです。
理由は、各エージェントで得意分野や領域が異なりますし、ここだけの話(?)エージェントの担当者との合う・合わないがあって1社登録だとリスクがあります(言えば変えてくれると思いますがそれも気まずいうえに面倒です‥)。
つまり、複数登録している方が希望する求人にたどり着きやすくて効率的&納得した就職・転職活動ができるということです。
前置きが長くなってしまいましたが、私が実際に利用したものを含めて、ママにおすすめの人材エージェントをいくつか紹介します!
人材エージェントは、無料登録できるところがほとんどです。とりあえず情報収集のためにキャリアカウンセリングを受けるだけでもいいですし、複数登録の場合は採用まで至らなかったエージェントがあったとしても全く問題ありませんよ!
おすすめの大手総合型エージェント
リクルートエージェント
◇リクルートエージェントは求人数、転職支援実績、顧客満足度No.1
◇キャリアアドバイザーが面談を行う中で、応募者の強味を発見してくれる
◇非公開求人の紹介転職市場の動向、過去の事例などを考慮し、非公開求人も含めた多数の求人の中から最適な求人を紹介
◇職務経歴書や面接のアドバイスを行うだけでなく、キャリアアドバイザーからも企業に応募者の強みをアピール
求人数がとても多く、業界の幅も広いです。どこに登録するか迷ったら、とりあえず1つはリクルートエージェントに登録しておけば問題ないでしょう。(私も転職のとき登録していました)
DODA
◇非公開求人を含む約10万件の求人から応募者に合った求人を紹介
◇専門スタッフが企業へのエントリー、選考結果のお知らせ、面接日程の調整など内定までをトータルサポート
◇人事担当者をひきつける履歴書、職務経歴書を書くための秘訣をていねいにアドバイス
◇応募書類だけでは伝わらない人柄や志向を企業に伝え、選考通過を後押し
◇面接で本来の自分を最大限にアピールするためのノウハウをdodaの専門スタッフが直接アドバイス
正社員経験が少ない人におすすめエージェント
第二新卒エージェントneo
◇第二新卒はもちろん、フリーター/既卒/中退/高卒/中卒/早期離職など学歴不問で就業支援
◇手厚い正社員就職サポート(企業担当による面談対策、幅広い求人のご紹介、内定後はもちろん、入社後もサポートあり)
◇スピード感のある就職活動支援(初回2時間の面談でヒアリングから求人紹介まで完了。最短3日で内定獲得の利用者も)
◇未経験OKの正社員求人も多数取り扱い。取引企業は累計10,000社以上。運営会社であるネオキャリアのスタッフも第二新卒者9割で不明点も安心
スピード感のある支援が強み。「就職・転職を急いでいる」「あまり活動に時間をかけたくない」という人におすすめ!
UZUZ
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転職サイトでの情報収集も忘れずに
就職・転職にあたっては、いま世の中にどういった求人があるのか、希望する職種に必要なスキルや条件は何か、希望する求人に自分が合っているのかなど、常にご自身でも情報収集をすることが大事です。
サイトで見つけた求人をエージェントから紹介してもらえる場合もあるので、1~2つのサイトに登録して、頻繁に求人動向をチェックしましょう!(無料登録のサイトがほとんどです。)
以下に、おすすめのサイトを2つ紹介します。
私は2つとも登録していました!
リクナビNEXT
株式会社リクルートが運営する転職サイトです。
◇株式会社リクルートが運営している求人転職サイトなため圧倒的な認知度があり、日本最大級の求人掲載数
◇2020年3月に会員数が1,000万人を突破し、国内最大級の登録者数
◇Web上で気軽に読める便利な転職支援コンテンツや機能が充実
◇求人検索や企業への応募だけでなく、経歴を登録しておくと、興味を持った企業や提携転職エージェントからオファーが届く
求人掲載数が非常に多いので、希望する職種・条件の求人が、実際に市場にあるのか探してみるのに使えます。
転職会議
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気になる企業があればここで口コミを見て、応募するか否かの参考にしていました!
おわりに
最後まで読んでいただきありがとうございました!
就職・転職活動は、自己分析、書類作成、面接、入社手続き…などなど、やることがたくさんあって大変ですよね💦
そのためエージェントを上手に活用して、「自分でやるところ」と「エージェントに頼るところ」を切り分けられると、少しでも負担を少なくできると思いますよ!
この記事を読んでくれた方の就職・転職がうまくいきますよう陰ながら応援しています♪